メールを第三者から守る、暗号化の技術

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電子メールの改ざんとは?

数字が少し書き換えられただけで、大きな損害を伴うことになります。

<ゼロがひとつ書き足されただけでも大問題に

電子メールの盗聴、成りすましとともに大きな問題になっているのが、電子メールの改ざんです。商品を100個送ってくれという注文のメールにゼロが一個書き足されて1000個になってしまったら、とんでもない事になってしまいます。このような改ざんを防止するためにも、電子メールの暗号化、そして電子署名の仕組みを積極的に取り入れていく事が必要なのです。

<改ざんを見抜くためのハッシュ関数

送受信の最中にデータが改ざんされていないかを見分ける方法として、ハッシュ関数を用いるやり方が有名です。ハッシュ関数とは、不定長のデータから固定長のデータを出力する演算方法で、一見ただの乱数のように見えますが、実はある理論によって求められています。メールにこのハッシュ関数で得られたダイジェストを添付し、受信者側でも改めてハッシュ値を算出してもらいます。両者の値が違えば、改ざんが行われていたとわかります。

<どの区間までが暗号化されているのかを見極めるのが大切

2008年現在、メール暗号化ソフトの利用率は約30パーセントと、決して普及しているとは言えない数値にとどまっています。暗号化を行うのが面倒、大きなシェアを誇るメール暗号化ソフトが登場していないなどの理由のほかに、webサイト上に記載されている「暗号化通信」という言葉を安易に「全ての部分において暗号化されている」と思い込んでいるケースが多いという事が上げられます。SSL通信だから安全、と思っていても、それはウィンドウからメールサーバーの間までが暗号化されていて、暗号状態のメールが相手に届くわけではないのです。
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